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  • コラム
  • 2017/09/16

インドネシアの「配車アプリ」

本日は、インドネシアの各都市で近年急激に利用されている「配車サービスアプリ」について少しご紹介いたします。

「配車サービス」とは、東南アジア諸国ではもうおなじみですが、

車もしくはバイクをスマートフォンを使って近くにいるドライバーをその場で手配できるサービスです。

インドネシアでは昔から「ojek」(オジェック)という

路上のバイクタクシー文化が存在しましたので、

こういったサービスにはなじみがあり、この便利なアプリはリリース以降急速に広まりました。

Gojek

インドネシアローカル系ベンチャー「GOJEK」(ゴジェック)。伝統的なバイクタクシー「ojek」というインドネシア語の頭に「Go」をつけたネーミングセンスが、個人的にはピカイチだと思っています。外資系では他にも「UBER」(ウーバー)、「GRAB」(グラブ)があり、今現在インドネシアでは3社で競争しています。

【ユーザーのメリット】

・現在地から目的地までの距離と料金が注文前にアプリ上で表示されるので、安心して注文できる(あやしいタクシーには料金をぼったくるドライバーがよくいますが、配車アプリではそれはできません)

・流しのオジェックと違い、運転手の個人情報が事前にわかるため、危ないことに遭いにくい(ユーザーは降車後に「ドライバーがヘルメットをきちんと渡したか」など、評価をアプリでフィードバックする仕組み。ドライバーが優良かどうか★の数でわかります)

・だいたいは正規のタクシーよりも料金が安い

・最近はショッピングモールに専用端末が置いてあり、アプリがスマートフォンに入ってなくてもモールに車を呼ぶことができる(インドネシア人はスマートフォンがよく壊れたり、通信制限がすぐかかって使えなくなったりするので、これは便利です)

Gojek端末

但し設置端末自体も壊れていることもありますが… ジャカルタの某モールにて。

【ユーザーのデメリット】

・ドライバーはアルバイト感覚で時間の空いた時だけに働いているケースがあり、よく知らないエリアではなかなか目的地につけなかったり、そもそも注文した場所に来れないケースもたまにある

・流しでは捕まえられない。必ずアプリからオーダーしなければドライバーは働くことができないので、スマホか端末が必須(アプリを介さずに道で直接お客を捕まえにきたドライバーがもしいたら、恐らく優良ではないと思います)

利用者からすれば概ねいいことだらけ、のようにも見えますが、このサービスの台頭により、既存のタクシーやバス会社は仕事を奪われたと感じ、不満が蓄積。

各都市でよくストライキや衝突が起きています。

実際に私が3月にバンドンに到着した日がたまたまストライキの日で、駅からバスかタクシーを利用しようと思ったら1台も通っていなかったので、移動に大変苦労しました。

空港や観光施設の入り口・ロータリーなどでは、「配車サービスの車はお断り」という看板もよくあります。そのような規制は全体的に徐々に緩和される傾向にはありますが、既存の業界からはまだまだ敵視されているようです。

この市場の大きな変化の波は、インドネシアの「今」を強く感じるトピックの一つであると思います。

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