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コミュニケーションレンジという考え方

コラム

私たちが提供しているサービスの根幹は、コミュニケーションサポートです。

伝えたいこと、知りたいこと、伝わること、知ってしまうこと。

そういった情報交換のサポートをするのが販促活動の根幹だと考えています。

 

長年に渡りコミュニケーション支援をしてきた結果、ある一定の法則に気がつきました。

それはコミュニケーションには距離(レンジ)が存在しているということです。

そして販促活動においては、この距離感が非常に大切であると気がつきました。

私たちが考える距離(レンジ)には大きく3つの距離が存在します。

ひとつ、ロングレンジ

ひとつ、ミドルレンジ

ひとつ、クロスレンジ

人の行動に影響を及ぼす販促には、クロスレンジに入ることが有利となります。

 

それでは、各レンジがどのようなものかご説明します。

<ロングレンジ>

情報を伝える側・受け取る側に面識も認識もない状態での情報交換を指します。

例えば、国策の情報発信、総理大臣のお話。

情報を伝える側は、受け取る側と知り合いではありません。

またお互いの個性を把握しているわけでもないため、定型的で定量的な情報交換になります。

両者に意識の乖離があるため、どれだけ伝えようとしても、本意が伝わりにくい環境です。

ですので、伝える側は、情報量・情報への接触頻度、情報の接触方法を多様に展開して

コミュニケーションをとる必要があります。

 

<ミドルレンジ>

情報を伝える側・受け取る側が間接的に面識があり認識している状態です。

例えば、友達の友達の話。

情報を受け取る側は、情報の出どころはを間接的に理解しているので、

コミュニケーションに親和性が生まれます。

例えば友達の友達(何となくの知り合い)が行った飲食店の評価や、

旅行先情報はその真意はともかくとして、一定レベルの信用性があり、

人の行動に影響を与えることが可能となります。

伝える手法として効果的なものは、直接の会話、個人特定できるSNSなどの

情報交換が有効的になってきます。

 

<クロスレンジ>

情報を伝える側・受け取る側に直接的な認識がある状態を指します。

例えば、親子の関係、友人関係、会社の同僚からの情報です。

情報を発信する側、受け取る側に価値観の相互理解が存在しているため、

情報の伝達性、信用性が高まります。ほとんどの確率で情報を疑うことが減り、

もしくは情報発信者の指示に従うといった行為も生まれます。

 

今の時代は情報が錯綜し、流れている多くの情報が「ウソ」といっても過言ではありません。

なぜ言いきれるか?

例えば、何かのランキングサイトを見られたことがありますか?

あれは広告です。

お客様の商品を優先的に売りたいために、勝手にランキングサイトを複数つくり、

そのサイトで1位にする。そうすると一般消費者は「色んなWEBサイトで1位だからいい商品だろう」

と思い込み、商品購入をします。そんな仕事をしているのが当社だからです。

 

ただこういった手法は、いつかは限界がくると感じています。

 

よく口コミを参考にする、というのも見かけますが、その口コミを信じられますか?

口コミも作られたものがほとんどです。

口コミって要するに「人の噂」ですよね?

昔むかし、おばあちゃんに言われた事がありませんか?「人の噂は信じるな!」「人の噂は75日」

今の時代となっては、口コミもしょせんミドルレンジロングレンジの情報交換、

コミュニケーションだろうと考えています。

 

では、クロスレンジコミュニケーションにするためにはどうするか?

 

その答えが、情報を受け取る側の趣味嗜好に合わせたアイドルグループAKB48や、

社会人の交換日記と言われるフェイスブック、

あるいは昔さながらの井戸端会議での情報交換ではないかと考えています。

もう少し販促的に言うなら、

コンテンツマーケティングや行動ターゲティング、

生活動線に展開するリアルメディアだと考えています。

 

株式会社ゼロワン・ドライブでは、受託サービス以外に自社のコンテンツとして

一般社団法人キャリア教育支援協会を展開しています。

これは学生に対して教育コンテンツを直接提供することで、

学生への情報影響力を高める活動の一種です。

レンジを限りなく近づけて接触することを心がけています。

他にもオリジナルコンテンツの展開を計画していますが、

共通の概念は「クロスレンジであること。」です。

ただし、どのようなコミュニケーションレンジにおいても

「量は質を凌駕する」ことに変わりはありません。

 

私たちが受託する販促サービスにおいても、常にこのコミュニケーションレンジの意識を持ち、

お客様への効果を提供していきたいと考えています。

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